たけのこ料理と効能~春の訪れ~

旬のものを頂く幸せ
春のスーパーで見かけるようになりましたたけのこ。
たけのこを見かけると春の訪れを感じます。
あく抜きなどちょっとハードルが高いイメージがありますが
休日にゆっくりコトコト鍋で煮ればそんなに手間はありません。
季節のものは身体にとっても嬉しい効能がたくさん詰まってます。
今回は春の恵み、たけのこについてお伝えさせてもらいます。
たけのこ
たけのこの旬は3月~4月頃です。(種類にもよりますが)
若竹煮や土佐煮などの煮物や、たけのこご飯・・・
生からちゃんと下処理をしたたけのこはえぐみもなく柔らかく
とっても美味しくいただけます。
スーパーで水煮で売ってるたけのことは一味違う味わいですよね。
皮つきのたけのこが手に入ったら、時間が経つとえぐみが強くなってしまうので
当日か翌日には下処理(あく抜き)をしましょう。
効能
えぐみはチロシンという成分で老化防止に有効です。
整腸作用が高く、たけのこに含まれるリンは骨を丈夫にします。
また、カリウムやチロシンは新陳代謝を促し、脳の活性化作用もあります。
セルロースなどの食物繊維が豊富なので便秘がちの体質の方にお勧めの食品です。
食物繊維が身体に溜まった老廃物を排出してくれます。
また、たんぱく質も豊富でダイエット中でタンパク質を取りたい方にもおすすめです。
まさに低カロリーの美容食ですね。
下処理方法
それでは下処理方法をお伝えします。
用意するものは・・・
- 米ぬか ひとにぎり
- 唐辛子 1本
- たけのこが被るくらいの水
皮付きのままよく洗い、穂先を少しカットします。(3cmくらい)
根元の部分も固いところは切り落とします。(イボイボがあるところ)
縦に包丁で切り込みを入れます。深さ約2~3㎝。
鍋にたけのこが被るくらいの水と米ぬか、唐辛子を入れて煮ます。
1時間~1時間半くらい弱火でコトコト煮ます。
途中、竹くしで根元を刺して、柔らかくなっていたら火を止めます。
そのまま、完全に冷めるまでそのまま放置します。
たけのこが冷めたら、よく水洗いしてぬかを洗い落とします。
切れ目に指を入れて皮を剥きます。
あとは料理に使用する大きさにカットして調理します。
料理
我が家は庭にフキが芽吹いていたのでこちらを茹でました。
フキはよく洗い、深めの鍋にお湯を沸かして2~3分茹でます。
茹で上がったら、端から筋を取っていきます。
ちなみにフキの効能は・・・
- 抗酸化作用の働き
- 花粉症緩和
- 血圧上昇制御
- むくみ予防や改善
- 便秘解消
などなど・・・
素晴らしい効能が沢山あります。
我が家はたけのことフキの煮物で頂きました。
今回はたけのこが沢山手に入ったので
せっかくなので味付けメンマを作りました。
作り方
~材料~
- 下処理したタケノコ(水煮のもの)
- 水 100CC
- 砂糖 大さじ1~2
- 鶏がらスープの素 大さじ1
- 醤油 小さじ2
- オイスターソース 小さじ2
- 唐辛子 1本
下処理したタケノコを食べやすい大きさにカットします。
市販のものは細長く切ってありますが、せっかくなので大きめにカットしました。
フライパンにごま油を熱して、カットしたタケノコを軽く炒めます。
そこに水、砂糖、鶏がらスープの素、醤油、オイスターソース、唐辛子を加えて
水分がなくなるまで、たまに混ぜながら炒めます。
10分くらい炒めると、水分がなくなりいい感じの色合いになってきます。
火を止めてタッパに入れて冷ましながら味を染み込ませます。
完成しました。
子どもでもパクパク食べられるし、お酒のおつまみにもなるのででおすすめです。
そしてこちらは王道の筍ご飯。
お揚げの代わりに鶏肉が入ってる我が家流です。
詳しい作り方はCOOKPADに上げてるので↓を見てね。
https://cookpad.com/recipe/7184843
まとめ
季節の食べ物にはその時期に身体に適した効能があります。
そんな自然界のパワーで体調を整えてくれて、美味しくいただく幸せ・・・
ちょっと手間暇がかかるけど、手をかけないと味わえないそんな美味しさです。
たけのこが手に入ったら是非チャレンジしてみてください。